今シリーズはPIST6 2024 4月 第1戦。
傑出者が不在も、近況の動きが上向く藤井昭吾(滋賀・37歳)がシリーズの中心となりそうだ。先行力は一番の原田亮太(千葉・27歳)やベテラン・志智俊夫(岐阜・51歳)も初Vのチャンスで、優勝実績ある三浦翔大(宮城・33歳)が復権を果たす可能性も十分にある。混戦気配なだけに、塩崎隼秀(愛媛・23歳)や松本京太(静岡・25歳)といった若手機動型の台頭にも期待だ。
【巧さある藤井昭吾が激戦を制す】
PIST6では2度の優勝経験があり実績上位の存在。先行から位置取りまで難なくこなすレース運びの巧さを武器にしており、車券の軸として狙いやすい選手だ。しばらく優勝から遠ざかっているが、今年はすでに2度の表彰台入りを果たすなど安定した結果を残している。巧みな立ち回りで混戦を突破し力を示す。
【原田亮太が自慢の先行力を発揮】
積極性は今シリーズの中でも一番。先行力の高さを持ち味としているが、時折見せるまくりの破壊力は抜群だ。PIST6の1次予選ではいまだに負けなしで、近況はコンスタントに優出も果たしている。現行競輪では3月の川崎F1でシリーズ2勝を挙げるなど成績も上向いている。持ち味を発揮し悲願の初優勝を目指す。
【志智俊夫が最年長Vを目指す】
PIST6では4度の表彰台入りの実績がある経験豊富な大ベテラン。御年51歳ながら5.67倍という大ギアを踏みこなす姿は一見の価値あり。現行競輪ではS級1班に在籍し格は最上位の存在。3月のウィナーズカップ(G2)では一線級を相手に奮闘し、最終日には白星も挙げていた。若手相手に負けず劣らずのレースぶりで初優勝をつかみ取る。
その他にも底力あるS級選手が多数参戦。河村雅章(東京・40歳)はいまだにタテ脚が健在で、PIST6では確定板入りが多く安定感が抜群。渡辺正光(福島・36歳)は2節連続で表彰台入りと成績が急上昇中。前々に攻めるレーススタイルで、持ちタイム以上の活躍が目立つ。東矢昇太(熊本・37歳)は長らく準決勝の壁に阻まれているが、落車の影響も徐々に癒えており、自慢のスピードを発揮すれば台頭するシーンも十分だ。
©日刊プロスポーツ新聞社
PIST6 2024 スプリングステージ 4月第1戦
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