PIST6

【4月第2戦 プレビュー】伊藤信が若手の挑戦を退けて復権狙う

今シリーズはPIST6 2024 4月 第2戦。

中心はS級1班で格上の伊藤信(大阪・40歳)。

PIST6では6Vと実績面も申し分なく持ち味のスピードを生かし復権を狙う。

S級1班の根本哲史(秋田・38歳)も底力はあるだけに侮れず、前回4連勝で初Vを飾った棚瀬義大(岐阜・24歳)や現行競輪で勝ち星量産中の梶原海斗(福岡・24歳)といった新鋭も争覇圏内に位置している。

【伊藤信が格上の力を見せつける】

鋭いまくりを武器にPIST6では通算6度の優勝経験がある。

近況は優勝こそなく前回のPIST6 2024 ラウンド43は準決勝で失格に終わったが、それまではコンスタントに表彰台入りを果たしていた。

現行競輪では2月の玉野記念で連勝を飾り、続く平塚F1でも優出を果たすなど好調をキープ。

豪脚を発揮し5カ月ぶりの頂点を狙う。

【根本哲史が5度目の挑戦で初V狙う】

 2年ぶりの参戦となった前々回のPIST6 2024 ラウンド39では久々の250バンクをものともせずに予選連勝の活躍。

続くPIST6 2024 ラウンド40でも根田空史や藤井侑吾といった一戦級の機動型を相手に堂々の準Vを果たした。

近況は現行競輪でも随所で勝ち星を飾っており、底力を発揮すれば初優勝を果たすシーンもありそうだ。

【前回完全Vで波に乗る棚瀬義大】

初参戦となったPIST6 2024 ラウンド32ではいきなり優出を果たし、続くPIST6 2024 ラウンド42では逃げ切り4連発で初Vを飾った。

まだA級2班の身ではあるが、先行力が高く今シリーズの中でも航続距離は一番だ。

現行競輪でも前場所の宇都宮F1で完全Vと勢いは十分で、強豪を撃破し連続Vを目論む。

その他にもPIST6での実績豊富な強豪が多数参戦する。

稲垣裕之(京都・46歳)はG1制覇の実績があるタイトルホルダー。

PIST6での動きも上向いており、百戦錬磨の立ち回りで上位進出を狙う。

戸田洋平(岡山・40歳)は3度の優出経験がある。

現行競輪では追い込み型として活躍しているが、PIST6では自力を駆使した競走で奮闘している。

佐藤啓斗(青森・27歳)は成績こそムラがあるが、パンチ力があり一撃の魅力を秘めており穴党は要注目だ。

©日刊プロスポーツ新聞社

PIST6 2024 スプリングステージ 4月第2戦

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